己亥 葉月の定期覚書🐔

葉月の朔日から晦日までのまとめ投稿です🐔

太陽暦では8月30日から9月28日までですね。

 

アイキャッチは浅草寺です。また今月も浅草に行ったので。

なんと1ヶ月間ブログを更新していたのでまとめるものが全くないです!笑


読書メモ

読み終えた順です。

塩川伸明『冷戦終焉20年――何が、どのようにして終わったのか』

(発行所) 勁草書房/(発行日) 西暦2010年6月10日

ISBN 978-4-326-35153-4


旧ソ連諸国をはじめとする旧社会主義圏の動向を通して現代世界の構造及びその変化について考える本。

用語の説明もわかりやすくされているので読みやすいです。混同されがちなことをきっちりとわけて、ここではどのような意味合いを持つかを明確に示されている。

また、何か一つの思想の視点にとらわれることなく社会構造を論じている点も良い。

加藤雅彦『[図説]ヨーロッパの王朝』(新装版)

(レーベル) ふくろうの本/(発行所) 河出書房新社/(発行日) 西暦2005年2月28日, 新装版: 西暦2016年10月30日

ISBN 978-4-309-76246-3


ドイツ・オーストリア・フランス・スペイン・イタリア・ベネルクス・イギリス・北欧・ロシア・バルカンの10の章で構成されている図説。文章も図説にしては多い。

ドイツ・オーストリア・フランス・イギリスは特に紙面を割かれている。

各章王朝の成立から王朝の終焉までを書かれており、王朝に関係してこない部分を削ぎ落とされていて無駄がない。

『ガブリエル・デストレとその妹』好き。

鈴木大拙『真宗入門』

(翻訳) 佐藤平/(発行所) 春秋社/(発行日) 西暦1983年6月30日, 新版: 西暦2011年4月20日

ISBN 978-4-393-13398-9


西暦1958年にアメリカで行われた講話を文字に起こし、それを翻訳したもの。

この本は真宗についての英語圏の人への解説であるが、鈴木大拙だけあって禅から完全に切り離されているわけではない。

わかりにくい表現が多用されているが内容はそこまで難しくないのでまさしく入門という感じ。しかし「より伝統的な浄土教の説明を聞き慣れている人々は、(中略)おそらくは異流のものだろうと思うかもしれません。」とあるように挑戦的な解釈を含むのでこの人の説明だけを鵜呑みにするのはよくないような気もした。

松村潔『日本人はなぜ狐を信仰するのか』(講談社現代新書 1829)

(発行所) 講談社/(発行日) 西暦2006年2月20日

ISBN 4-06-149829-0


稲荷信仰を主軸にしたオカルト本。

振動密度や物質密度といったスピリチュアリティ系の単語が頻出する。

狐に纏わる話を世界各地から引っ張ってきているが、「こじつけでは?」と思ってしまう点が多かった。

第2章〜第4章の神道系・土地神系・仏教系でわけての説明の部分はよかった(小並感)。

最後にもう一度いうがオカルト本。

康熙奉『知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』(じっぴコンパクト新書 089)

(発行所) 実業之日本社/(発行日) 西暦2011年10月20日

ISBN 978-4-408-10912-1


古代から高麗までの韓国(朝鮮半島)の歴史の本。

読むことで韓流ドラマがより楽しめるようにというテーマで書かれている。

  • 第1章:韓流ドラマについて
  • 第2章:古代から高麗までの通史
  • 第3章:古代朝鮮と日本の関係
  • 第4章:英雄を個別に

という構成である。

決して情報量は多くはないが、要点はまとめてあって韓流ドラマを見るための知識付けとしてはいいと思った。